スイスでお仕事ライフ

スイス、チューリッヒで仕事を始めて10数年。職場での日常をつづりたいと思います。

スイスで見つけた Koshihikari

                         

ここ数年、日本食への関心がすごーく高まっているヨーロッパ。

スイスでも、都市部だけだとは思いますが…

日本食レストランやテイクアウトのみならず、普通のスーパーでも時々、

え?

これって…

と、思いがけない日本食材に出会うことがあって、びっくり!

先日はCoopで、上島珈琲のコーヒー豆をお見掛けしました。

カプセルになっているのが発売されたのはCoopの広告を見て、

へー、コーヒーねえ…

と思っていましたが、豆も出たんだ〜

味ちがうかしら?

柚子が、Yuzu、って書いて果物コーナーに出ていたのも目にしました。

わかめサラダ、というのもパックに入って売っていて、日本で言う茎ワカメかな?

生姜風味で和えてあって、結構美味しいです。

しらたきが、Shirataki Noodleとして近所のスーパーでも出ているのは結構前からです。

すき焼きするとき便利しています。

先日業務用スーパーへ行った時、ここへ来るといつもキューピーのマヨネーズがあって、よく買うのですが、この日見つけたのはお米!

日本産、コシヒカリ

プレミアム米、と書いてある〜

お値段も結構しましたが、2.5 kgで34フラン (約4700円) 😮

日本円に直してしまうと高いですね~

スイスフランだとそれほど高いわけでは…?

円安なのか、フラン高か?

高いって言えば高いけど、日本でもお米って安くないですよね。

ブランド米になると結構するから。

って、同郷のよしみ?

買ってしまいました!

早速炊いてみましたが、美味し~

でも日本で食べるご飯とはちょっと違います(涙)

水が違うし、なんといっても我が家の炊飯器がねえ。

こちらのスーパーのセールで買った安物。

コシヒカリ様を炊くのには失礼なシロモノでした。

次回こそは帰った時、日本で炊飯器買って来よう!

思えば遠し故郷の空

    

年末年始のお休みも終わり、ここチューリッヒでは、明日から学校も始まります。

例年にない暖かさで、スイスでは雪がなく、スキーも出来ないようです。

温暖化、のせいでしょうか。

日本にいる友人から年賀状を数枚頂いたりして、日本のお正月に思いを馳せたりしました。

私は東京育ちですが、両親は田舎の出身で、親戚もその田舎に大勢います。

ここ数年はコロナで、田舎に帰って親戚周りやお墓参りなどできなかったこともあって、私の存在は忘れられてしまっているようです。

スイスのチョコレートを送ったりしても、ハガキ一枚来ることもありませんでした。

海外の住所を書くのが大変で、お礼状が出せないので、ありがとう、と伝えてほしいと母に電話があったそうです。

かえって迷惑だから、もうやめなさい、と母に諭されました…

そもそも結婚して、スイスに来た時点で、父方の方の親戚では、Hamako=バッテン、没、とされてしまっていますから(笑)…

仕方ないです。

私はそれでいいのですが…

母は東京で一人で生活しています。

幸い健康で、身の回りの事は自分でできる状態ですが、いつどうなるか、高齢なので心配です。

母の姉妹が田舎にいるのですが、同居している息子夫婦に反対されて、東京にいる私の母に会いに来ることは出来ない、と言って電話だけ来るとか。

未だにコロナがあって、周りへの遠慮から、田舎へは帰れない、と言うことを聞いたりすると、なんかため息出てしまいます。

マスクなしではゴミ出しにも行けない、と母もつぶやいています。

スイスではコロナもう終わっていますから。

過去形です。

スイスの義母はさらに高齢ですが、コロナワクチン5回目こそしたものの、今はマスクもせずに地域のイベントに参加したり、高齢者グループのバス旅行に一緒に出掛けたり。

何かあった時は、すぐに施設に入れるよう、申し込みだけはもうしているのです。

いつまで一人で生活できるか…

でも直接母に、

「一人で生活できなくなったら、どうしたいか?」

なんて聞けません。

そうでなくても、電話する度、里帰りする度、言われているのです。

「あなたの言い方、キツイから気をつけなさい。」

スイスに行ってからキツクなった、と…

遠く故郷にいる親の介護って、皆さまどうされていらっしゃいますか?

ああ、わが父母いかにおわす…

元旦、スイスにて。

     

明けましておめでとうございます。

日本より遅れること8時間、スイスも2023年に〜

何年経ってもあの花火の爆音には慣れられませんね。

近所で花火や爆竹の音すごかったです!

静かに除夜の鐘でも聴いて過ごしたかった大晦日でした…

異常気象でしょうかね、暖かくて、元旦の最高気温14度!

こんなに暖かい新年、というのもスイスへ来て初めて、っていう気がします。

スキーへ行きたかったうちの息子は、あきらめて昨日から友達と、スイスのイタリア語圏へ行っています。

元旦からお節もお餅もない、スイスのお正月。

材料集めて、それらしきものを作っても誰も食べないので、あきらめてからもう十数年。

せめて…とクリスマスの飾りを取り、松の枝をアレンジしてみたものの…

朝から四つ編みパン、Zopf、を食べてカフォレ。

味気ないスイスのお正月🙄

そして私は明日から仕事です。(泣)

日本にいる友人たちから年賀状を頂きましたが、早期退職とか役職定年とかいう言葉が多く、正直言って羨ましいなあ、と思いました。

スイスでは早期退職は少なくとも58歳過ぎてないとまず無理で、その前だと普通の退職になってしまいます。

役職定年はありません。

役職のない私は関係ないですが、それでも年齢も年齢だから、ゆっくり仕事しようよ、という考え方は通用しないスイス。

コキ使われます…

抵抗しないと。

今年のモットー

出来ない事はできないとはっきり言って、自分の健康を一番先に考えよう!

会社の大先輩に昔、言われたこと。

「子供が大きくなったら、一番先に、

Ich (=私)

を持って来なさいね。二番目に子供、10番目くらいが夫で、仕事はその後!」

あはは〜

ホントです。

今年も頑張りましょう‼

クリスマスの米国に異例の寒波?

                 

メリークリスマス!

皆さま、楽しいクリスマスをお過ごでしょうか?

数日前まで最高気温が氷点下で、寒ーい日が続いていましたが、ここチューリッヒはクリスマスを迎えて拍子抜けしちゃうほど暖かくなり、昨日のイブはプロセッコを冷やすのに、外は暖かすぎて、冷蔵庫に押し込みました(笑)

年末で仕事が忙しいのに加えて、クリスマス。

夫の親戚が集まったりして、思い切り疲れました…

朝から買い物、イブのディナーの支度…

その合間にラジオでニュースを聴いていましたが、米国に異常なほどの寒波が来ていて、空の便が乱れているとか…

クリスマスを前に移動する人が多い中、大変だろうな〜と思って聴いていました。

あ~

思い出した‼

私もかれこれ今をさかのぼること数十年前…

あの時、当時住んでいた、米国北部の州に大雪が降ったのです。

あの時も、大寒波が来ていました。

ちょうどあれも年の瀬だったなあ…

ニューヨークの、ある大手の会社で面接をしていただく、という大チャンスを手にしたのです。

しかし、それがその大寒波で…

最寄りの空港は何と、雪のため閉鎖していました。

ヨーロッパと違い、陸路の移動はアメリカでは無理なんです。

電車なんてないし、車だって、こんな大雪に長距離走るなんてことはできません。

仕方なく、ニューヨークの会社の人事の方にお電話を入れると…

いともあっさりと、

「仕方ありませんね。また次回に、では。」

と切られてしまいました。

思えばあの時、就職して米国に残っていたら、今頃私はスイス人の夫と知り合うこともなく、チューリッヒに住む、なんてことも考えもしなかったでしょう。

もしかしたら今頃、

又大雪だ〜

なんて、ニューヨークの空港で途方に暮れていたかもしれません。

人生ってそんなもんです。

あの時、北米に大雪が降っていたから、私は今チューリッヒで、仕事とクリスマスイブの食事の支度に追われているのです…

幻の生チョコレート!

                             


金曜日から雪が降って来ました。

チューリッヒの街は真っ白です。

さすがに寒い…

手袋が必需品になってきた今日この頃です。

この寒さ、待ってたよ〜

え?

何をって?

そう、生チョコレート!

お取り寄せできるのはこの、昼間でも0度というこの冬の時期だけです。

スイスのジュネーブにステットラー、Stettler、というショコラティエ、チョコレートのお店があります。

このお店の有名な生チョコレート、「パヴェ・ド・ジュネーブ」。

ジュネーヴの石畳という意味だそうです…)

響きが良いですね~

四角いキューブ型で見た目はとてもシンプルですが、口に入れたとたんにとろけてしまう、まるで淡雪のような口触り。

控えめな甘さと、しっかりしたチョコレートの味が残ります。

手作りで生産されているため、数にも限りがあり、幻のチョコレートと言われているとか…

かつて雅子様がご婚約中に、当時の皇太子殿下にバレンタインに贈られたのがこの、「パヴェ・ド・ジュネーブ」だったそうです。

日本でもバレンタインの前の短い期間は、オンラインで買えるようですが、スイスにいてもこれは暖かい時期には注文できないのです。

日本へは、クール便かなんかで空輸するのでしょうか??

疑問だなあ?

室温でもすぐ溶けてしまうので、これは冷蔵庫へ入れておくか、寒い時期は外に出しておかないとね。

以前、ジュネーブを通った時、お店に行ってみましたが、それは8月(笑)

お店は閉まっていました。

休暇中だったのでしょうけれど、あの生チョコレートは売っていなかったのではないかなあ?

カフェも併設されているのですね。

誰もいない暗い店内を、窓から恨めし気に眺めて、帰って来ました。

スイス国内でしたら、オンラインで郵送して下さいます。

が、勿論暖かい時期は、クール宅急便、なんてないスイス。

すぐ溶けてしまうでしょうね。

昼間でも0度の今日のチューリッヒ

注文するなら今でしょう‼

ということでこの冬もまた注文しました。

ワクワク

丁寧に包んで郵送してくださいます。

小包の宛名も手書き、そして、チョコレートの箱の裏にある、賞味期限もなんと手書きなんです。

チューリッヒにも美味しいチョコレートありますが、これはジュネーブレマン湖に思いをはせて頂くのが良いですね。

考えてみれば、チューリッヒからジュネーブって、電車で3時間足らずです。

日帰りできる距離なんですね。

リタイアしたら行ってみたい…

なーんて言ってないで、今度行ってみようかな?

幻の生チョコレートを買いに。

       

便利になったね、スイス!

      

私事ですが、体調崩した上にケガしてました…

ふんだりけったり…

だいぶ良くなりましたが、まだリハビリに通っています。

ってわけで、お仕事もお医者様の診断書を会社の人事に出して、しばらくはリモートワークのみで、50%で働いていました。

一日8.4時間勤務なので、50%だと、一日その半分。

主に午前中、仕事の状況によっては午後だけ、とか。

不幸中の幸い、ってか?

お仕事では、忙しい最中、ちょっとラクできました。

ま、仕事の方は代わりもいることだし何とかなっても、代わりがいないのが家事。

代わりは…夫か?

もう成人した子供たちか?

どちらにも色々頼んで、手伝ってもらいましたが、あまり当てにならない、と言うこともあって、お買い物など、オンライン宅配サービスを利用しました。

しかし、ヒジョーに便利な日本と違って、ここはスイス。

コロナで宅配など利用者が増えてきた感はあるものの、去年一度頼んだ時は、スイスの大手スーパー、COOPに頼みましたが、ウーン、今ひとつ、でした。

COOPでは、200スイスフラン以上頼むと宅配料金は無料ですが、前回は玄関前まで届けてくれず、ブザーが鳴ってドアを開けてみたら、一階の郵便受けなど並んでいるところに置いて行かれてしまっていました…

我が家はアパートの3階です。

エレベーターはありますが、商品が10以上の紙袋にボンボン分けて入れられていたため、ぜーんぶそれをエレベーターに乗せて、また3階で下して、と手間はかかるし、重たいし。

おまけに注文したものが入ってなかったり、アバウトでしたねえ…

今回は別の大手スーパー、Migros に頼んでみました。

200スイスフラン以上頼むと、宅配料2.9フラン(約400円)ということでしたが、スイスにしたら安いかも。

しかしまた買った物を、一階に置いて行かれてしまったら、歩けないのでどうしよう?

と思ったけれど、仕方ない、その時はお隣さんに声かけて運んでもらおうかな?

時間指定もラフに2時間くらいの幅がありますが、指定はできました。

夕方の5時から7時までの間。

と、5時半に、ピンポーン!

来たっ!

玄関を開けて、もし宅配の方が下の階にいたら、

「持って来て下さーい!」

と叫ぼうと思っていたら…

宅配の方、もうすぐそこに立っていて、綺麗に詰めた紙袋を家の中まで入れて下さいました。

おまけに段ボールや紙袋、回収しますから、今スグ持って行った方が良いか、次回で良いか聞いてくれました!

気が利いてる!

ありがとうございました。

助かりましたあ‼

おまけに可愛い紙袋…

開けてよーく商品を見てみたら、小さな物なんかはきちんと再生可能なバイオマス袋(って言うのね?)に入れてありました。

環境にやさしい心遣いもさすがです。

ケガもだいぶ良くなってきましたが、お買い物、また度々利用しようと思っています。

スイス、やるね~

便利になったもんです。

                 

スイスにて思うこと

    

実は私、今年で、スイスに滞在した年数が、生まれて育った日本に住んでいた年数と同じ数になったのです…

渡瑞する前に数年間、米国と英国にもいたことがあるので、その年数を引いてですけれど。

思えば遠くへきたもんだ〜

結婚して渡瑞して来たのですから、長く住んで当然なんでしょうけれど、正直こんなに長くスイスにいる事になるとは、思ってもみませんでした。

当時は、環境変わって良いかも、くらいのノリで来てしまったような…

悲しいかな、未だドイツ語は完璧には程遠く、スイスの歴史、政治経済に至っては、知らないことばかりです。

最近では、ちょっとしたメールを書くのにも、子供たちに

ドイツ語これで間違ってない〜?

って聞いたり。

考えてみれば、子供たちより私の方がスイスに長いんだわ!

幸い就職してお仕事をさせてもらっているので、あまり疎外感なども感じずに毎日暮らしています。

子育ても経験して、慌ただしく忙しく、スイスがどうだとか考える間もなかったのかもしれないけれど。

子供がいると否応なしに、地域に溶け込まざるを得ないですものね。

子供たちが成人して手のかからなくなった今でも、近所のスーパーで旧ママ友にばったり会って立ち話、とか。

近所の薬局に行ったら、息子のお友達が見習いとして、仕事をしていて、

あら〜

なんて話かけてしまったり、なんてことも。

以前暮らした米国では、数回ほどあからさまな差別を味わったことがありました。

小さな子供から石を投げられたこと(涙)…

田舎の町のダイナーで、いつまで座っていても注文を取りに来てもらえず、はっと気が付いて店を後にしたこともありました。

ま、でもこれは小さな田舎町でのことです。

米国は広いですからね。

どこもかしこもニューヨークやロサンゼルスではないですから。

初めてお友達になった地元育ちのルームメートは、私に会うまで有色人種を見たことがなかった、と言っていました。

(一体いつの時代でしょうねえ…)

ま、仕方ないでしょうね。

それでも米国は、懐の広い国だと感じて帰国しましたが。

スイスで、(英国でも…)こんな差別は今まで一度も受けたことはありません。

今やスイスでは、4人に一人が外国人だそうです。

ユーゴスラビアや、今はウクライナ、なんでしょうね。

戦争で移民してきた人が多く、子供たちの学校などでも、それなりに問題もあったので、私の様なアジア人に構っている暇はなかったのかも知れません。

子供たちも、もちろん些細な事はあったけれど、あまり気にせず、周りに恵まれて育ってきたと思います。

スイスでも、もちろん都会と田舎の違いは、あると思いますけど。

田舎の町で、外国人の少ない所だったらやっぱり違っていたのかなあ?と思うことはあります。

この先どこまでゆくのやら〜

徒然に、そんなことを考えながら、チューリッヒの中央駅で電車を待っていたら、

「すみません。33番線って、どう行くんですか?」

それから、

「ドイツのコンスタンツへ行くんだけど、ここで電車待っていて良いのかな?」

そして、

「この電車のチケット、窓口で買ったんだけど、スタンプしないといけないんでしょうか?」

はあ…

立て続けに数人の方の案内をする羽目に。

私、ものすごく頻繁に、道や電車を聞かれたりするのです。

チューリッヒ空港駅なんかに立っていようものなら、まるで案内係です(笑)

いっつも思うのですが、どうして、私のような外見まるっきり外国人に道を聞くのでしょう?

スイス人の不思議…