スイスでお仕事ライフ

スイス、チューリッヒで仕事を始めて10数年。職場での日常をつづりたいと思います。

隔離期間短縮へ…

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スイスの新規感染者数、今日も32881名…

一週間の平均としては40%の増加だそうです!

そして今日発表された連邦政府の今後のコロナ対策。

今回オミクロンの感染拡大を受けて、陽性が確認された人の隔離と、濃厚接触者となった人の自宅待機期間が5日間に短縮されました。

感染した人は、しかし症状がなくなってから48時間経過していることが前提です。

オミクロンは接触から感染、発病まで、今までのデルタ株に比べて期間が短い、というのがその理由のひとつです。

濃厚接触者の定義にも変更があり、陽性となった人と同居している人、あるいは同居と同時くらい頻繁かつ長時間にわたって接触があった人、に限定。

過去4か月以内に2回目あるいは3回目のワクチン接種をしている場合は、同居の家族でも待機の義務は免除されます。

ワクチン証明の有効期間が今までの1年から270日間に短縮されたのも今回の変更事項のひとつです。

感染して回復したした人が持つ、コロナ証明もこれに伴って270日間に短縮されます。

屋内でのマスク着用の義務やホームオフィスの義務などは今までと同様ですが、期間が延長され、3月末までとなりました。

スイスはお隣のオーストリアやドイツ、フランスなどと比べて、対策がかなり緩い方です。

マスクもドイツなどでは医療用以外はダメですが、スイスでは布マスクでもOKですし。

コロナのタスクフォースの方たちのインタビューでは、オミクロンは症状が悪化する率がかなり低いので、感染を抑えるより、むしろ感染を広めた方が、より早く集団免疫を獲得することができるのでは、とおっしゃていました。

このまま感染が広がれば、今年の夏頃には、コロナ前に近い状態に戻れるのでは、とも…

ワクチンのブースター接種も進んでいるので、高齢者や持病を抱えた方が感染した時のリスクも抑えられる、とういう前提のもとにおっしゃているのでしょうけれど。

今後2週間余りが、感染のピークになるだろうとのことです。

私は今日もリモートで仕事。

チャットでおしゃべりもしますが、誰かが病気で休んでいても、どうしたの?とも聞かなくなり、誰がコロナに感染したかも、直接の上司以外はわからないような状態です。

誰かが感染した、と聞いてももうすでに驚きもしない、かな?

日本で買ってきたクレベリンを車中と家中に置いて、FFP2の医療用マスクをかけて近所のスーパーに出かける毎日。

タスクフォースの方の言葉を信じれば、長いトンネルに一筋の光が射してきたのかも…