スイスでお仕事ライフ

スイス、チューリッヒで仕事を始めて10数年。職場での日常をつづりたいと思います。

チューリッヒの日曜日

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今日のチューリッヒは朝方は、お日様照っていました。

お昼から雲行き怪しくなってきた…

夕方から嵐らしいです。

冬の嵐。

昨日は快晴でお日様ピカピカだったんだけど。

チューリッヒで日曜日にできること。

お店はどこも閉まっていますからね。

開いてるのは教会くらいなものです(笑)。

時たま、日曜日の朝、聖母寺院、ドイツ語でFraumünster、という教会の礼拝に行くことがあります。

私は無宗教ですが、たま〜に行くと、なんか気分が落ち着いて良いな、と思うことがあります。

この聖母寺院、シャガールのステンドグラスがあるので有名です。

中には、スイスの芸術家、ジャコメッティのステンドグラスもあるのですが、どちらも、ため息が出るほど、素敵です。

これはいつ行って眺めても、感動します。

中は撮影禁止なので撮れません…

緑の屋根が聖母寺院です。

以前、コロナのずっと前、勤務先の部署で、自由参加のイベントがありました。

チューリッヒの街中を、ガイドさんのお話を聞きながら歩いて周るイベントでした。

この聖母寺院から出発して、2時間くらい歩き、その後、聖ペーター寺院、という教会の上の広間で、ケータリングを頼んでアペリティフを頂いて解散。

チューリッヒって、長年住んでいながら、その歴史やいわれなど、知らなかったことが多く、面白かったです。

一番印象に残ったお話が、結婚、について。

ドイツ語で結婚、婚姻、のことを、Eheといいますが、これは契約を意味する言葉なんだそうです。

チューリッヒの旧市街の古い建物の間には幅50センチくらいの、人が一人やっと通れるくらいの小路が今でも残っていますが、その小路、というか溝、をEhegrabenと言うのだそうです。

中世の頃、当然ですが、今のようなお手洗い、さっと流せる水洗トイレはないですね。

どうしていたのかと言うと、建物の間に溝を作り、そこに垂れ流しだったのだとか…

なんかびっくりですが、その溝は定期的にお掃除をしないと、とんでもないことになりますよね。

そのお掃除を、どこの建物のどの住人がいつするか、というのがきっちり決まっていたそうです。

Ehegrabenのお掃除の決まり。

その決まり、契約、と言う言葉から、婚姻、Ehe、という言葉ができた、とその小路を歩きながらガイドさんの説明を聞ききました。

恋愛感情は消える日がきても、契約は残ります。

ヨーロッパって契約社会なんだな、と今更ながら感心…

下の写真は、よくお散歩に行く湖に立っている看板ですが、

「氷が割れると危険。」

と赤い字でかいてあります。

それはいいのですが、その下に、

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「事故の際には一切の責任を負いかねます。」

と書いてあります。

日曜日のお散歩中に、ガイドさんの言葉を思い出して、考えさせられた今日この頃でした…