スイスでお仕事ライフ

スイス、チューリッヒで仕事を始めて10数年。職場での日常をつづりたいと思います。

幻の生チョコレート!

                             


金曜日から雪が降って来ました。

チューリッヒの街は真っ白です。

さすがに寒い…

手袋が必需品になってきた今日この頃です。

この寒さ、待ってたよ〜

え?

何をって?

そう、生チョコレート!

お取り寄せできるのはこの、昼間でも0度というこの冬の時期だけです。

スイスのジュネーブにステットラー、Stettler、というショコラティエ、チョコレートのお店があります。

このお店の有名な生チョコレート、「パヴェ・ド・ジュネーブ」。

ジュネーヴの石畳という意味だそうです…)

響きが良いですね~

四角いキューブ型で見た目はとてもシンプルですが、口に入れたとたんにとろけてしまう、まるで淡雪のような口触り。

控えめな甘さと、しっかりしたチョコレートの味が残ります。

手作りで生産されているため、数にも限りがあり、幻のチョコレートと言われているとか…

かつて雅子様がご婚約中に、当時の皇太子殿下にバレンタインに贈られたのがこの、「パヴェ・ド・ジュネーブ」だったそうです。

日本でもバレンタインの前の短い期間は、オンラインで買えるようですが、スイスにいてもこれは暖かい時期には注文できないのです。

日本へは、クール便かなんかで空輸するのでしょうか??

疑問だなあ?

室温でもすぐ溶けてしまうので、これは冷蔵庫へ入れておくか、寒い時期は外に出しておかないとね。

以前、ジュネーブを通った時、お店に行ってみましたが、それは8月(笑)

お店は閉まっていました。

休暇中だったのでしょうけれど、あの生チョコレートは売っていなかったのではないかなあ?

カフェも併設されているのですね。

誰もいない暗い店内を、窓から恨めし気に眺めて、帰って来ました。

スイス国内でしたら、オンラインで郵送して下さいます。

が、勿論暖かい時期は、クール宅急便、なんてないスイス。

すぐ溶けてしまうでしょうね。

昼間でも0度の今日のチューリッヒ

注文するなら今でしょう‼

ということでこの冬もまた注文しました。

ワクワク

丁寧に包んで郵送してくださいます。

小包の宛名も手書き、そして、チョコレートの箱の裏にある、賞味期限もなんと手書きなんです。

チューリッヒにも美味しいチョコレートありますが、これはジュネーブレマン湖に思いをはせて頂くのが良いですね。

考えてみれば、チューリッヒからジュネーブって、電車で3時間足らずです。

日帰りできる距離なんですね。

リタイアしたら行ってみたい…

なーんて言ってないで、今度行ってみようかな?

幻の生チョコレートを買いに。